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修理

最高の素材で作られたピアノも、長年酷使してしまうと弦やハンマーを始めとする消耗部分の劣化や、響板部分のバランスの変化等が生じ、ピアノが本来持っている能力が充分に発揮できなくなる場合がでてきます。しかし製作時の意図を正しく理解し復元をすれば、一流のピアノは美しい響きがよみがえり、レッスン、コンサート、そして録音にも再び使用できる程になります。

オーバーホールで重要なポイントはいくつもありますが、長い経験と的確な知識が必要な箇所として、例えば:

■ピン板を交換するか否か
■交換するチューニングピンの長さ/太さ
■響板/響棒の割れや剥離の修復方法
■交換する低音の巻線弦は正しい寸法
■交換する適切なハンマーの形状/重さ

等は特にマニュアル化が難しく、修理の経験こそがその判断基準になります。
私どもの工房に運ばれてくる、特にベヒシュタインの戦前の古い楽器の中には、残念ながら過去に誤った知識により不適切な修理が施され、本来の寸法の推測が困難になってしまったピアノに出会うことがあります。この様な場合、私どもはメーカーの技術者と連絡をとり、適切なアドバイスと材料を手に入れ ながら修復を実施します。
ドイツでの滞在、現地メーカーでの技術研修や交流を通じ、常に楽器の本質を探りながらの修理の経験が工房の修復ノウハウとして蓄積されています。

■受注修理実績(完全オーバーホール)一部■
東京都千代田区 一橋大学(如水会館) Bechstein E
東京都目黒区 東京工業大学 Bechstein E
東京都文京区 お茶の水女子大学 Bechstein A
東京都文京区 同上付属小学校 Bechstein A
東京都渋谷区 Fスタジオ Bechstein Ⅱ
東京都文京区 H先生 Bechstein L
広島県尾道市 広島県立尾道東高校 Bechstein E
山形県村山市 村山市民会館 Bechstein E
新潟県上越市 直江津小学校 Bechstein M
東京都世田谷区 I様 Bechstein 9
埼玉県鴻巣市 M様 Bechstein V
佐賀県佐賀市 鍋島報效会 Pleyel UP
東京都渋谷区 日仏会館 Steinway C
東京都杉並区 M先生 Steinway L
その他多数