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2010.03.05社長のブログNo.17弊社の販売網

今までのブログでは、弊社のモットーでもある、ピアノ音楽の啓蒙を中心に一つの見方を述べてきたつもりです。今回は、目先を変えて、「販売(網)」について、述べさせていただきましょう。

弊社、ユーロピアノ㈱はベヒシュタインの輸入総代理店ですから、我々の使命は、日本市場での販売に責任を持つことと同時に、1)品質保証、2)流通網の整備、3)高いブランドイメージの構築と維持、そして、4)需要の創造です。

1)品質保証につきましては、このような手作りのピアノは、整調作業など相当の経験と知識を要します。その高度な技術をもってして初めて、ベヒシュタインなどメーカーの求めるピアノにすることが出来るからです。したがって、常に、弊社社員を、ドイツの子会社経由で、ベヒシュタイン・ザウターの工場に研修に出しております。技術者のレベルが、即、ピアノのレベルになってしまうからです。弊社の若く見える技術者も、ピアノ調律の専門学校卒業後、大体の場合、弊社での2年間の研修期間を経て採用され、更に、ドイツでの工場研修をなんども経験して一人前になります。

2)弊社の現状の販売網には、「正規代理店」と「特約店」があり、ベヒシュタインを取り扱うにふさわしい態勢つくりを心がけております。先ずは、どうぞ、弊社の「正規代理店」又は「特約店」よりご購入をお願いする次第です。“ベヒシュタインを取り扱います”称して、正規代理店でも特約店でもないお店もありますのでご注意下さい。
直接弊社宛お問合せ下さい。
「正規代理店」は、技術力、展示台数、啓蒙・需要創造活動、販売実績を下に設定させていただいております。正規代理店制度を採り始めて、4年目に入り、見直しも必要ですが、一方、ヨーロッパ高級ピアノの取り扱いにふさわしいピアノ販売店を、私どもは常に探しております。取扱店の数を増やすことは目的ではありません。

ピアノの技術者(調律師)を通した販売も、販売網の一つと考えることが出来ます。今までベヒシュタイン、ザウターなどのお客様をご紹介を頂いている技術者の方が沢山おられます。技術者の技術向上には、限られた環境ではありますが、弊社八王子の工房、や、特約店などでの技術セミナーの実施、ベヒシュタイン、ザウター工場での研修などを通じて、更なる向上に努めております。又、メーカーに対しましては、ドイツ工場での研修を受け入れてもらうべく、更に働きかけを行って参ります。

3)高いブランドイメージは一朝一夕に出来るものではありません。これは、兎も角、地道に、ヨーロッパの高級ピアノの啓蒙活動を通じて達成して参りたいと存じます。
 流通網とも関係いたしますが、“どこよりも安くします!”を謳うようなお店からは購入されないようにお願いいたします。弊社の取扱商品は、家電量販店の扱うものとは、全く違うことをご了解下さい。中国製、インドネシア製などの低価格帯のピアノは安いほうがよいのかもしれませんが、弊社商品をホームページ上で値引きをアピールしているお店は、アフターサービスとか、品質保証が疑問符です。

4)最後に、啓蒙活動と需要創造です。ピアノは人が生きていくために必要なものでもないし、生活にも困りません。ピアノの楽しみが、如何に生活に潤いを与えるか、ピアノの違いが分かることがいかにピアニストにとって得がたい知識か、演奏を通して如何に人に感動を与えることが出来るか、などを理解していただき、人生の喜びを知っていただく仕事が、我々の使命で、そこから必然的に販売がついてくる、と考えております。
 例えば、国産メーカーのポスターに、“チェルニー30番まできたら、グランドに買い換えましょう”というものがありました。“高いグランドピアノは、誰が買うのでしょう?”ピアニストですか? いいえ、答えは至極当たり前、ピアノの好きな「お金持ち」が買うのです。
 じゃあ、碌に弾けもしないお金持ちが買っても、猫に小判じゃないですか?!そうです。だから、そのお金持ちは、ピアニスト(当時で言えば、例えばショパン)を自宅に呼んで、ピアノの好きな人を集めて、小演奏会を開いて、ピアニストとみんなでピアノのお話をして楽しむのです。こういう、ヨーロッパでは今でも当たり前のことを理解していただきたく思います。
皆様のお近くに、推薦できる「正規代理店」や、弊社の「特約店」があるか、info@euro-piano.co.jpを通じてお気軽にお問合せ下さい。又、弊社ギャランティーカードにもありますが、ご購入後、5-10年後くらいに一度、「メインテナンス」と称する、ピアノをよく点検することもお勧めいたします。こちらも、弊社八王子までお問合せ下さい。

文責 戸塚 亮一

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