2013年12月14日(土)

択一

大田区山王の閑静な住宅街にあるサロン 山王オーディアムは、都内だが樹木の覆いに守られる中にサロンがある。 窓ガラスから入る木漏れ日がなんとも気持ちいい。 ここには、常設のスタインウエイB型に加え、オーナーの武藤さんが父親… 続きを読む

2013年12月12日(木)

満喫

地下鉄の駅を下車した時、ベビーカーを押す外国人のお母さんが階段を登れず困っていらっしゃった。 「お手伝いしますよ」 「エレベーターがないから…」 「どちらから?」 「ドイツ政府のの関係でケルンから来たのよ。」 「えっ直ぐ… 続きを読む

2013年12月9日(月)

表現

ブログにするのに少し時間が経ってしまった。。。 ピアノのもつ音量のリミットと、音色が変化する音量のポイントを再考する機会。が、11月23日王子ホールでのミシェル・ダルベルトの演奏会だった。 前にブログに書いたがシューベル… 続きを読む

2013年12月8日(日)

淘汰

1991年のフランクフルトムジークメッセでだったと思うが、フランスのピアノとして紹介されていたRameauのグランドピアノ188の響きは印象的だった。 ラモーのピアノはたまに南ドイツのピアノ店に仕事で伺うと見る事があった… 続きを読む

2013年11月1日(金)

公演

ベルリンのベヒシュタイン本社の紹介で、ミッシェル・ダルベルト氏に数ヶ月前にメールを書いた。 氏はヨーロッパでのコンサートや録音に、ここの所ベヒシュタインを好んで使用しているが、日本公演でも。。という趣旨の話しが当地であっ… 続きを読む

2013年10月27日(日)

本末

イブ・アンリ教授のレクチャーコンサートが昨日名古屋であり、その対応の為立ち寄った。 台風の事や、コンクールの日程と重なった事からレクチャーコンサートへの参加者が殆どいなかった事は残念だったが、今日高松で行なわれる同じコン… 続きを読む

2013年10月26日(土)

手引

フォルテピアノの調律にトラベルソの有田正広さんのお宅に先日伺った。 1800年代前半のフランスの楽器を午前中から夕刻迄複数台数調整したが、ピアノ技術者の立場としても楽器から教えられる事がいつも何かある。 マニュアル化され… 続きを読む

2013年10月13日(日)

絵心

調律が終盤に差し掛かり、気持ちにゆとりが出てきた頃、壁の絵に目が止まった 今、中学二年生の女の子が小学生の時、家にグランドピアノがやってきた事が嬉しくて画いた物だとお母さんが説明してくださった。 絵心一杯でとても可愛らし… 続きを読む

2013年10月6日(日)

変化

一昨日帰ったら一ヶ月程前に注文していたアンドレアス・シフの新しく発売されたCDが届いていた BeethovenのDiabelli-Variationenの二枚組だ。 一枚目の一曲目には最後のソナタOP.111も入っている… 続きを読む

2013年8月17日(土)

修復

工房の菊嶋君の作品が一歩前に進んだのでレポートを。   1925年製のベヒシュタイン、響板まで完了したと昨日夕方笑顔で見せてくれた。 響板部分の割れ、響棒の剥離、高音部の駒上面の張替え、リム部分の木工補修等、工… 続きを読む