| Q. ヨーロッパと日本では気候が違うから狂いが生じやすいと聞きますが? |
|---|
| A. 総代理店の立場として最も注意している部分は、日本の気候に順応させてから、 工場で出荷されている状態に再調整するという事です。 確かに、輸入したままの状態でお客様の家にお届けしてしまうと、理想的なタッチ、 又、ピアノ本来の響きの良さが発揮されません。 自然の素材を多く使った楽器は、気候の変化に敏感に反応します。 でも、それは、理想の響き、弾き心地を追求するからこその材料の選別、接着剤、 塗料を選んでいるからこそです。 近年は除湿器等安価にエアコンディションを整える機器が出ていますので、 人が気持よく過ごす事ができる環境をおつくりいただければ、 ピアノは良い状態で3世代以上の世代を超え継承できるように作られています。 |
| Q. ベヒシュタイン/ホフマンは何処で作られていますか? |
|---|
A. ベヒシュタイン・ブランドのピアノは全て、ドレスデンのあるザクセン州のザイフェナースドルフという町で作られます。 ベヒシュタイン社は、ドイツ統一で首都がボンからベルリンに遷都された事で、ベルリン市内はピアノ工場の所在地として不適切になった事と、同じく統一によって起きた社会基盤変化で、東独の国営企業から民営化しなければならなくなったツィンマーマンピアノ工場を買取りました。 そしてベルリン市内から製造拠点を旧東独の州に移すことにより高いコストパフォーマンスのピアノ製造を実現しました。 ベルリンには本社とショールームがあり、そこはピアニスト、芸術家との交流の役割を担っています。 又、続いてチェコのフラデツ・クラーロベのピアノ工場を買取り、100%出資の子会社ベヒシュタイン・ヨーロッパを設立。 ドイツ・ベヒシュタインのエンジニア・マイスター等で構成される技術開発(R&D)チームが設計開発したホフマンは、当工場で製造されます。 もちろん、響板や駒、支柱、側板、棚板、鉄骨等、響きを形成する要素で重要な部分の製造は、ベヒシュタインのピアノ設計、製造コンセプトを理解する職人が従事します。 ベヒシュタイン・ヨーロッパ社の社長はベヒシュタイン技術最高責任者副社長のL.ドュリチッチ氏が兼務しています。 |
| Q.ベヒシュタイン/ホフマンのパーツはヨーロッパ以外の地域で作られていると聞いたけど? |
|---|
A. ベヒシュタインはパーツの供給元を限定していません。 以前はチューニングピンならxyz、アクションならRenner等と、供給元を決めていましたが、世界の部品メーカーの品質も一部のものは相当良くなりました。 グランドピアノのダンパーワイヤーは日本の金属メーカーから直接仕入れています。 鉄骨、ねじ、真鍮、皮革、プラスティック部品等、ドイツ国内、EU内、何処と限定せず世界中からベヒシュタインの品質とコストパフォーマンスに適合した物を仕入れ、供給元は適宜変わります。 |
| Q. 国産のものより高いですが? |
|---|
| A. 確かに、初期投資としては高価かもしれません。 ただ、大量に生産されるピアノと良いピアノでは、“良い響き”で鳴る期間は 全く違います。 消耗部分だけをその都度修理し、良い状態で世代を超えてお使いいただく事、 どちらの効率が良いと考えられるでしょうか。 大量生産をしていない、ベヒシュタイン等のヨーロッパの一流ピアノは、 中古の価値も、現在のピアノの価格から見て、その中古の状態であれば、 例えば、50%位の市場価格が妥当、と言う形で取引されますので、資産 価値という意味でも下がり難いです。 ヨーロッパで「50年前当時に購入された金額よりも、高く新聞等で販売 できた」というユーザーのお話を聞く事は決して珍しい事ではありません。 大量生産の場合は、年を追う毎に査定価格は下がりますから、全くピアノの 価値のあり方が異なります。 |
| Q. 子供がやり続けるかどうかわからないから。 |
|---|
| A. できることなら、なるべく良い音をお子様に体験させて下さい。 そして、どうぞ、親子でピアノを楽しんでみて下さい。 良いピアノは、小さな音、大きな音、という事だけではなく、 様々な音色を出す事ができます。音の色を空間にちりばめる事ができる、 という体験は、敏感な子供の感覚を高め、想像力を豊かにします。 そして、何より親子で音楽を楽しむ事ができる環境こそが、 お子様のピアノ演奏の歓びにつながっていきます。 |
| Q. お部屋が狭いんだけど。 |
|---|
A. ベヒシュタインは、ピアノのサイズと楽器の優劣が比例する。 入門用の楽器として捉えるのではなく、その空間に合わせた最適な音量で、 豊かな色彩感を楽しむ事をコンセプトにして製造しています。 |


