ドイツのハンベルグに、現代随一、おそらく最大のチェンバロ工場がある。 当初はピアノを造る会社であったのが、第2次世界大戦後、バロック時代の古楽器にしぼって、チェンバロとクラビィコード専門に生産を続けるようになった。 といっても、はじめのうちは古楽器の模倣とコピーで始めたが、次第に設計段階から創意工夫を凝らして改良を加え、それがまたバロック音楽の復興の波に乗って販路が広まったのであろう。 その製品は、終戦直後から日本にも輸入され、放送局や学校、また個人用でもノイペルト社が主流品となっている。